椿大神社と書いて「つばきおおかみやしろ」と読む、獅子舞発祥の神社へ

三重県は鈴鹿市、鈴鹿サーキットでも有名なこの地に「椿大神社」は鎮座しています。

「椿大神社」と書いて「つばきだいじんじゃ」ではなく、「つばきおおかみやしろ」と読みます。神社の読み方って、ホント色々ですよね~。

三重県では伊勢神宮、二見玉腰神社に次いで3番目に参拝者の多い神社である「椿大神社」をご紹介します。

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旅の安全を守る神

「椿大神社」は伊勢國一宮、全国に二千余社ある猿田彦大神を祀る神社の総本社でもあります。

主祭神である猿田彦大神は、天孫降臨の際に邇邇芸命(ににぎのみこと)を出迎えて道案内をしたとされる神で、旅や旅行の安全を守る船玉の神の神徳があるとされています。

杉の木に囲まれた静かな参道の先に立派な本殿があります。

また猿田彦大神は、天照大神との幽契によって地上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く「みちびきの祖神さま」としても崇められています。

地球国土、土地家屋敷安泰守護、地鎮祭をはじめ、建築、方災解除、厄除開運、家内安全、無病息災、交通安全、旅行安全、商売繁盛、家運隆昌、良縁子孫繁栄、進学修業、事業成就などの願いを成就してくれる神社です。

…網羅し過ぎでしょ。

大体のお願い事は椿大神社一社で解決しそうですね。

獅子舞発祥の神社「椿大神社」

椿大神社は、日本でも有名な「獅子舞」発祥の神社ともされています。

獅子舞と言えば皆さん最初に何を思い浮かべますか?

日本の神社やお祭りで行われているものでしょうか?

それとも、横浜や神戸などの中華街で行われている獅子舞を思い浮かべるでしょうか?

この獅子舞という文化、所説ありますが元々は大陸から伝わってきたのが始まりのようです。

獅子舞について調べてたら結構深かったので少しご紹介。

獅子舞の起源とは??

獅子舞のモチーフと言われている「獅子(ライオン)」は、元来東アジアには生息していませんでした。

記録としては紀元前3世紀にインドのアショカ王が建てた石柱に「獅子」が刻まれています。アジア圏で獅子が記録として残っている最古のものだといわれています。あくまで記録としてなので、もっと時代を遡ればアフリカやヨーロッパ、エジプトなどに生息していた獅子がインドに伝わったのかもしれませんね。

獅子は、その強さもあってインドでは霊獣として崇められていたと伝えられています。

ちなみに紀元前3世紀頃、この獅子はまだ舞っていませんでした。

その後インドでは、強さの象徴である獅子が偶像化され、獅子舞の起源となる仮面舞踊が広まりました。

その後、仏教の伝来とともにインドからシルクロードを伝って東アジア各地へ獅子舞という形に変化して日本にも伝わったとされています。

日本に実物の獅子と獅子舞の文化が入ってきたのは7世紀頃。伝わり方は諸説あり、中国本土から、朝鮮半島経由、東南アジア・台湾・琉球経由の三つのルートに分かれて伝えられたとされています。

その後、それぞれの地域によって独自の獅子舞が形成され、宗教行事やお祝い、お祭りに欠かせない郷土芸能として定着しました。

時を同じくして、日本の神社でよく見かける「狛犬」が登場しています。狛犬はライオンが起源であるとも言われていますね。

日本の獅子舞発祥の地

日本に伝えられた「獅子舞」の発祥の地と言われているのが「椿大神社」です。

ん?発祥はインドなので、本来は「日本の獅子舞発祥の地」と言った方が正しいかもしれません。

椿大神社の獅子舞には1300年余の歴史があり、日本に獅子舞が伝わったのが7世紀頃。ちょうど時代が当てはまりますね。

椿大神社では3年に一度、獅子神御祈祷神事(ししじんごきとうしんじ)が1300年間絶えることなく行われています。この獅子舞こそが、日本最古の獅子舞と言われています。

椿大神社では、主祭神である猿田彦大神の神孫で、修行神道の元祖といわれる行満大明神が獅子舞を創始されたと伝えられており、天地四方八方を祓い清める神事として執り行われています。

次に獅子神御祈祷神事が行われるのが平成30年の2月~4月。是非一度見てみたいものですね。

アメリカに分社がある

日本の分社はよく聞きますが、椿大神社の分社はアメリカのワシントン州にあるそうです。

1986年に当時の宮司山本行隆師により建立され、当時は北アメリカで唯一の神道神社だったそう。現在も日本の本宮より派遣された神職がアメリカに神道を紹介する活動を行っています。

主祭神である猿田彦大神や、その妻神である雨之鈿女(あめのうずめのみこと)、北アメリカの守護神としてアメリカ国土国魂神も併せて祀られています。

http://www.tsubakishrine.org/jp/index.html

芸能の神「天之鈿女命」(あまのうずめのみこと)

椿大神社の隣にある鈿女本宮椿岸神社

椿大神社の隣には鈿女本宮椿岸神社があり、「天之鈿女命」が祀られています。

この天之鈿女命は猿田彦大神の妻神様でもあり、日本神話では天照大神が岩戸に隠れてしまった際、その場で半裸になって神々を笑わせて天照大神を誘い出したとされています。

そのことから芸能上達の神として、又夫婦円満や縁結びの神としても崇められています。

まとめ

社名の由来は仁徳天皇が一夜にして椿が咲き誇った夢を見たという言い伝えに由来しています。

多くの神々をお祀りした椿大神社。お近くにお越しの際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

椿大神社の詳細地図↓

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