沖縄といえば…美味しい料理やオリオンビール、温かい人柄も魅力的ですが、主役は言っても青い海ですよね!
今回はそんな透き通るような海の上に建つ神社、その名も「波上宮」(なみのうえぐう)をご紹介します。
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目次
波上宮って、本当に波の上にあるの??
まずはこの写真をご覧ください。
崖の上に建つのが今回ご紹介する波上宮。写真を撮った時間帯が干潮時だったので悔やまれますが、満潮ともなれば本当に海の上に建っているように見えてしまう神社です。
那覇の市街地から歩いて行ける場所に鎮座している
この波上宮、こんな良いロケーションならさぞかし市街地から離れた遠いところにあるんでは??と思われるかもしれませんが、意外や意外、那覇市街地から徒歩で行ける距離にあるんです!
ゆいレールの県庁前駅から徒歩約15分、距離にすると約1キロほどです。
こんな場所が街中に近い場所にあるのは意外ですよね。
しかもこの神社の目の前には海水浴場があります。その名も「波の上ビーチ」。
晴れた日には神社に参拝がてら、海水浴というのも良いかもしれませんね。
古来から聖地として崇められてい場所
波上宮の御祭神はイザナミノミコト。実は創始年は定かではありません。
言い伝えによるとこの崖の上は、社殿が建つ遥か昔から「海神の国」(ニライカナイ)の神々に豊漁と豊穣を祈る聖地でした。
ある日のこと、釣り人が海浜で不思議な石を拾いました。なんとそれは「ものを言う石」でした。
その釣り人がこの石に祈りをささげると、不思議な事に豊漁豊漁の毎日!釣り人は大層この石を大切にしていたそうです。
そんな噂を聞きつけた諸神がこの霊石を奪わんとしましたが、釣り人は命からがら崖の上(現在の波上宮が建つ場所)まで逃げてきました。
そこで釣り人に「吾は熊野権現なり」という神のお告げがあり、釣り人は神のお告げがあったことを当時の王朝に報告し、王朝はそこに社殿を建てて篤く祀ったのが波上宮の歴史だそうです。
以来、那覇港に出入りする貿易船は神殿を望み、出船は神に航路の平安を、入船は航海無事の感謝を捧げたといいます。
多くの人々に支えられてきた、歴史ある人気スポット
今では元旦に6万人もの参拝客を集める初詣の人気スポットですが、第二次世界大戦中は沖縄戦の戦火を逃れられずに鳥居以外がすべて焼失してしまったのだそう。
後にハワイ移民らの尽力で復興し、近年まで整備が続けられました。そして2006年、長年にわたる多くの人々の信仰が高く評価され、那覇市の史跡、名称に指定されました。
狛犬はもちろんシーサー
立派な鳥居をくぐり抜けたら、
戦火を生き抜いた鳥居が見えてきました。
さすが沖縄です。手水舎も琉球仕様。
社殿ももちろん琉球っぽい作りになっています。
そして、お待ちかねのシーサー!!…じゃなかった、狛犬!沖縄らしいポイントの一つですね~。
境内にはこんな顔ハメも
まとめ
いかがでしたか??沖縄に行ったらこのフォトジェニックな神社へ是非詣でてみてください!
ちなみに、お社の目の前には…
バイパスが立ちふさがっています笑。フォトジェニックな写真を撮るには、バイパスの歩道からどうぞ。インスタ映えする写真を撮るのも一苦労ですね~。
さっ、インスタにアップしよ…って、インスタやってなかった笑
<詳細地図>
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