超巨大地下水槽!?首都圏の地下宮殿は圧巻だった件

皆さんは首都圏の地下に巨大宮殿が存在することをご存知ですか??

えっ?都心の地下に宮殿?そんなのあるわけないじゃん。とお思いの方、あるんです、じつは。

ずっと前から気になっていた場所についに足を踏み入れました。その名も「首都圏外郭放水路」。


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首都圏外郭放水路ってどんなところ??

場所は埼玉県の春日部市。都会からは少し離れた田園風景の地下にその宮殿は存在します。

首都圏外郭放水路という名前だけ聞くと何のこっちゃ?と思いますが、簡単に言うと、洪水などの際に雨水を一旦溜める水槽の役割を果たしている空間です。

この周辺の地形は「皿」のようになっているらしく、大雨が降ると周辺の川が氾濫し浸水被害に悩まされていました。そこで地下に巨大な貯水槽を作り、周囲の5つの川の水があふれる前にこの地下宮殿に一旦水を非難させて、ある程度溜まったら比較的大きな江戸川にドバー!っと流しちゃおうという施設です。

まるでアテネのパルテノン神殿を地下に持ってきたかのようなこの地下神殿を一般の人にも見学してもらい、施設の理解を深めてもらおうということで約1時間の見学会が行われています。

本当にど田舎の田んぼのど真ん中にあります(春日部市の方々すみません)

見学するには事前予約が必要です。インパクト通り、見学は大人気らしく結構予約を取るのが大変だそう。今回はたまたま空きが出たので見学することができました。

施設の名前は「竜Q館」。名前の由来は聞きましたが忘れました。

受付後、諸注意やアンケートのようなものを書きます。

いろんなテレビ取材や芸能人が訪れていました。

事前に受付を済ませて、展示室で待機します。通常は1日3回の見学ツアーですが、夏休みなどの時は4回実施するとのこと。

年間200回の取材と、仮面ライダー系の特撮ものが多いようです。たしかにスゲー使えそう。

こういう指令室、テレビで見たことある笑

どんなところを見学するの??

メインは調圧水槽(地下宮殿)なのですが、事前に展示室にて施設の概要を説明してくれます。

床のパネルを使って係りの方が丁寧に説明してくれます

大雨が降った時の水の流れを縮小版で再現

周辺の川の増水を、氾濫する前に地下へ一旦流し込むシステムです

室内で20分ほどの説明後、いよいよ地下宮殿へ出発です!

地下宮殿の入り口までは200mほど歩きます。

右側の運動場の真下に宮殿があるとのこと

いよいよ入口です。

ここから階段を100段ほど下ります。エレベーターは無いので、帰りも同じ階段を登って帰ってきます。

100段の階段を下っていくと、だんだん気温が下がってきます。地下は常時14~17℃前後だそうで、夏場は少し肌寒く感じます。

見よ!これが圧巻の地下宮殿だ!!

別に自分のものではありませんが、そんなセリフを吐きたくなる景観が広がっていました。

見よ!これが都心の地下宮殿だ!

異空間すぎてめちゃくちゃテンション上がります。

この日は内部は霧が発生していました。外が暑かった為、気温差が発生したからとのこと。

ケイドロとかやったら面白そう。

ここから溢れた川の水が地下宮殿に流れ込みます。

天井を見ると少し隙間が。年に1度、ここからブルドーザーを入れて土砂などの大掃除をします。

下のラインまで水が入ってくると、江戸川への排水が開始されます。上のラインに到達するまでに排水量を調節します。

丸い柱だと、入ってきた水が渦を巻くので細長い柱になっています

最大で1秒間に小学校の25mプールの水量を江戸川に排出します。

帰りも同じようにみんな揃って地上へ上がっていきます。

帰り際に大声で「ヤッホー」と叫んだら、しばらく宮殿内にコダマしてました。

驚きの費用と工事期間を公開!

その他、色々気になった事があったので質問してみました。

地下宮殿は、地下22m、長さ177m、幅78m、高さ18mに及ぶ巨大水槽です。運動会でも出来そうですね。

地下の柱は長さ7m、幅2m、高さ18m、重さ500tのものが59本もあり、水槽の天井を支えています。

総工費はなんと2300億円!!工事期間は13年の歳月が費やしたんだそう。あんまりパッと想像出来ない費用と年月がかかっています。

なんで地下に作ったのかというと、地上に作ると用地買収などで費用と歳月がもっとかかるので、地下に作ったんですって。しかも、川から水槽に水を送り込むトンネルは国道の下を通っているので、民地の用地買収は必要なく、費用も抑えられました。

実は東京の地下にも同じような地下宮殿が存在しており、そちらは見学会を行っていないんだそう。その中でもこの水槽が一番巨大です。

水害の多い日本ならではの施設。海外からも注目されているようで、視察団も多く訪れるとのことでした。

首都圏の地下にあるとは思えない宮殿、ぜひ一度訪れてみてはいかがですか??

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